昨日(2025年1月7日)のドル円動向振り返り
ドル円は上下動の末に円安。
午前中のドル円は円安が進み、午後は一転して円高の展開で6日終値を下回りました。
円高反転の理由として、日本の10年債利回りの高止まりが指摘されています。
夜以降は円安がやや優勢な動きです。
深夜に入ると米国でISM非製造業景況指数が発表され、市場予想より強い結果でした。
発表後のドル円は円安で反応したものの、ほどなくして発表前の水準に戻っています。
その後は方向感の乏しい展開で、最終的に6日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁が発言し、価格圧力が高まる場合には金利を上げる必要がある旨が報じられています。
本日(2025年1月8日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月8日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、154円付近から160円付近にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、158円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、157円台前半に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、160円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月8日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねマイナス圏で取引され、深夜にプラスに転じました。
ドルは夕刻にかけてマイナス幅を広げ、日付が変わって以降はプラス幅を拡大する展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月8日)の主な経済指標
09:30 (豪州) 消費者物価指数(CPI)
22:15 (米国) ADP雇用者数(前月比)
28:00 (米国) FOMC議事要旨
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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