昨日(2025年1月6日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.609(-0.664)<-0.89%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは6営業日ぶりに下落。
夕刻から夜にかけて、USOILは買いが優勢でした。
ドルインデックスが下落基調だったことや、トランプ次期大統領の関税政策をめぐるワシントンポストの記事が理由として挙げられています。
この記事において、トランプ次期大統領は重要品目に関税を課す見通しだと示されました。
限定的な範囲での関税引き上げはドルの上昇を抑制すると考えられ、これはUSOILにとって上昇要因です。
その後、トランプ次期大統領はワシントンポストの報道について、正確でないと発言しています。
深夜以降は一転してUSOILが売られる展開で、最終的に下落で取引を終えました。
先週末まで5営業日連続で価格を上げており、利益確定売りが優勢だったと伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、直近高値を更新したものの反落しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
一時的に節目価格75ドルに到達したものの、その後の下落により73ドル台で取引を終えました。
目先は、再度上昇し75ドルを回復するか、このまま下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半のジリ安後に大きく上昇し前営業日の高値を超えたものの、後半の下落により始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
反落したものの、切り上げを伴う角度のある上昇トレンドが継続中です。
引き続き、角度のある上昇トレンドがいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月3日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
前週から1基減少したものの、480基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年12月27日時点の原油在庫は前週比で117.8万バレルほど減少し、およそ4億1560万バレルです。
直近は減少が続いており、一般的に原油在庫の減少は原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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