先週金曜日（2025年1月3日）のドル円動向振り返り

ドル円は円高が優勢。

午前中に円高方向に進んだ後、レンジ相場を形成しました。
方向感の乏しい動きが継続し、この傾向は朝まで継続しています。

なお、ISM製造業景況指数が発表され、市場予想より強い結果でした。
発表後のドル円はやや円安に傾いています。
また、バーキン米リッチモンド連銀総裁が発言し、抑制的な金利の長期化が望ましい旨が報じられています。

本日（2025年1月6日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年1月6日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、158円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、156円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。

その一方、160円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
また、155円台後半にも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年1月6日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのは豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年1月6日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はおおむねプラス圏で推移し、早朝にマイナスに転じて取引を終えました。
ドルはマイナス圏で上下動し、この傾向は朝まで継続しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

6日（月）23:45（米国）12月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
6日（月）23:45（米国）12月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
6日（月）24:00（米国）11月製造業新規受注（前月比）
7日（火）19:00（ユーロ）12月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値）（前年同月比）
7日（火）19:00（ユーロ）12月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、速報値）（前年同月比）
7日（火）22:30（米国）11月貿易収支
7日（火）24:00（米国）11月雇用動態調査（JOLTS）求人件数
7日（火）24:00（米国）12月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
8日（水）22:15（米国）12月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
8日（水）28:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
9日（木）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
9日（木）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
10日（金）22:30（カナダ）12月失業率
10日（金）22:30（カナダ）12月新規雇用者数
10日（金）22:30（米国）12月失業率
10日（金）22:30（米国）12月平均時給（前年同月比）
10日（金）22:30（米国）12月平均時給（前月比）
10日（金）22:30（米国）12月非農業部門雇用者数変化（前月比）
10日（金）24:00（米国）1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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