先週金曜日（2024年12月27日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：70.534（+0.556）＜+0.79％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは上昇。
EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ424万バレルの減少でした。
減少幅は市場予想よりも大きく、USOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
また、ドルインデックスが低下傾向で推移しており、これも市場関係者の注目を集めた模様です。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）による原油の投機的ネットポジションの公開は、日本時間31日（火）早朝の予定です。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年12月30日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月30日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成しましたが、ほぼ前日と同じ値幅の取引に留まりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
12月24日から節目価格70ドルを中心とする取引が続いています。
目先は、70ドルの攻防後に上下どちらの方向へ進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半からジリ高が進んだ後、後半に若干下落して1日の取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、12月13日以降71ドル付近が抵抗帯となり反落しています。
目先は、71ドル突破を目指して反発するか、このまま反落が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年12月20日時点の米国の原油リグ稼働数は483基でした。
前週から1基増加し、2024年12月からは480基台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年12月20日時点の原油在庫は前週比で423.7万バレルほど減少し、およそ4億1678万バレルです。
直近は5週連続で減少しており、2024年11月後半から減少基調に転換していると考えられます。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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