先週金曜日（2024年12月20日）のドル円動向振り返り
ドル円は円高が進む。
先週金曜日のドル円は円高に戻る展開でした。
加藤財務相や三村財務官が円安について発言しており、市場介入への警戒感が高まったと報じられています。
また、夜に米国で個人消費支出（PCEデフレーター）が発表され、市場予想よりも低い値でした。
経済指標発表後も引き続き円高の展開です。
早朝にやや円安方向に戻ったものの、19日終値と比べて円高で取引を終えました。
なお、日本で消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想と一致しました。
発表直後のドル円は特段の反応を示していません。
本日（2024年12月23日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月23日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、152円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
その一方、160円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の模様です。
また、157円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年12月23日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年12月23日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は午前中にプラス幅を広げると、翌日朝まで安定的に推移しました。
ドルはプラス圏で推移し、午後以降はマイナス幅を拡大する展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
23日（月）16:00（英国）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比）
23日（月）16:00（英国）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）
23日（月）22:30（カナダ）10月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前年同月比）
23日（月）22:30（カナダ）10月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
23日（月）22:30（米国）11月耐久財受注（前月比）
23日（月）22:30（米国）11月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
23日（月）24:00（米国）11月新築住宅販売件数（前月比）
23日（月）24:00（米国）11月新築住宅販売件数（年率換算件数）
23日（月）24:00（米国）12月消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）
24日（火）8:50（日本）日銀・金融政策決定会合議事要旨
24日（火）24:00（米国）12月リッチモンド連銀製造業指数
25日（水）-（日本）植田和男日銀総裁、発言
26日（木）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
26日（木）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
27日（金）8:30（日本）11月失業率
27日（金）8:30（日本）11月有効求人倍率
27日（金）8:30（日本）12月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
27日（金）8:50（日本）11月鉱工業生産・速報値（前年同月比）
27日（金）8:50（日本）11月鉱工業生産・速報値（前月比）
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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