昨日(2024年12月19日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が進行。
日銀が政策金利を発表し、市場予想通り据え置きでした。
発表を受けて豪ドル円は円安の展開です。
その後、植田日銀総裁の会見が開催され、豪ドル円は円安がさらに進みました。
総裁の会見では、政策金利の引き上げのために来年の春闘の情報が必要なこと、輸入物価は落ち着いている旨が示されました。
市場は来年1月も政策金利を据え置く可能性について意識した模様です。
円は全面安の展開で、豪ドル円も深夜にかけて円安が優勢でした。
なお、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わっていません。
本日(2024年12月20日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、96円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、98円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
その一方、97円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、98円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも弱い相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を大きく広げる展開で、未明にゼロ方向にやや戻りました。
豪ドルは深夜にかけてプラス幅を拡大し、その後は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月20日)の主な経済指標
08:30(日本)11月全国消費者物価指数(CPI)
22:30(米国)11月PCEデフレーター
24:00(米国)12月ミシガン大学消費者信頼感指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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