昨日(2024年12月17日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が進む。
日中は穏やかに推移し、夕刻以降は円高が優勢でした。
この時間帯のドル円とユーロドルがともに下落しており、ユーロ円はこれらの影響を受けた模様です。
また、夕刻に発表された独IFO企業景況感指数が市場予想と比べて弱かったことも、円高の理由として指摘されています。
夜にやや円安方向に戻る場面があったものの、再び円高に転じ、そのまま1日の取引を終えました。
なお、ユーロ圏でZEW景況感調査が公表され、前回値よりも強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、レーン・フィンランド中銀総裁が発言し、金融政策の方向性は明確である旨が報じられています。
本日(2024年12月18日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月18日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、160円台半ばの買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、158円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、159円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、159円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月18日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月18日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を拡大する展開で、この傾向は未明まで継続しました。
ユーロはゼロを中心に上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月18日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)ユーロ圏消費者物価指数(HICP)
28:00(米国)FRB政策金利(FOMC)
28:30(米国)パウエルFRB議長会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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