ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で154円台前半|日銀の利上げ観測後退が引き続き影響か(2024年12月17日)

FXレポート

昨日(2024年12月16日)のドル円動向振り返り

ドル円は円安が継続。

日中のドル円は方向感の乏しい動きだったものの、夕刻以降に円安が進む展開でした。
今週開催予定の日銀の金融政策決定会合に関して、市場では利上げが見送られるとの観測が報じられています。
これが影響して円安方向に進んだと伝えられています。

なお、日本で機械受注が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のドル円に大きな反応はありません。
また、米国でPMI(総合・製造業・サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、市場予想比でまちまちでした。
この時間帯のドル円は円安の展開です。

本日(2024年12月17日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年12月17日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月17日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、148円台前半から154円台半ばにかけて買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、150円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。

その一方、150円台後半に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、151円台後半にも、厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月17日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円そしてポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月17日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス圏で取引され、夜にマイナス幅を拡大しました。
ドルはプラス圏に進む場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年12月17日)の主な経済指標

16:00(英国)ILO失業率
18:00(独)Ifo景況感指数
22:30(米国)11月小売売上高

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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