昨日(2024年12月12日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:70.082(-0.329)<-0.47%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに下落。
国際エネルギー機関(IEA)が来年の原油需給見通しを発表し、供給過剰となる予測が報じられました。
これがUSOIL価格の下落要因だったと伝えられています。
また、ドルインデックスが上昇傾向で推移しており、これも市場参加者に意識された可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年12月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陰線を形成して、3連騰後の下落となりました。平均足は陽線と陰線が交互に現れ、ローソク足と平均足は重なり明確な方向性は出ていません。
前日11日に節目価格70ドルを回復後、12日は70ドルの攻防が行われる形となりました。
引き続き、節目価格70ドルの攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半のジリ高後に急落しましたが、下落分の大半を戻して取引を終えました。平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており下落圧力は限定的です。
70ドル割れのタイミングで急落し、その後の反発で70ドルを回復しています。
目先は、12日高値を天井とする下落が始まるか、12日高値を突破して上昇トレンドが続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月27日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少した477基でした。
直近は470基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年12月6日時点の原油在庫は前週比で142.5万バレルほど減少し、およそ4億2195万バレルです。
直近は3週連続で減少しており、増加基調から減少基調に転換した可能性があります。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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