昨日(2024年12月12日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はやや円高。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表し、市場予想通り引き下げました。
その後、ラガルドECB総裁が会見し、0.50%の利下げを検討する意見もあったことが示されています。
政策金利発表後のユーロ円は円高方向に進んだものの切り返し、大きく上下動しました。
未明付近から値動きが落ち着き、最終的にやや円高で取引を終えています。
なお、日本で前週分対外対内証券売買契約等の状況が発表されたものの、ユーロ円は大きな反応を見せていません。
また、日本の要人発言は特段伝えられませんでした。
本日(2024年12月13日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月13日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、157円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、156円台半ばにも、特に厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、161円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
しかし、現在値周辺から円高の範囲では、売り注文がやや乏しいです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月13日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円そしてユーロドルです。
相関関係だったのは、ドル円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月13日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は夕刻までマイナス幅を広げる展開で、夜以降はプラス圏で取引されました。
ユーロはゼロを中心に上下動し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月13日)の主な経済指標
08:50(日本)10-12月日銀短観
16:00(英国)10月月次国内総生産(GDP)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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