昨日（2024年12月11日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が優勢。
夕刻に豪ドル円は円高方向に進みました。
中国人民元が下落しており、この影響を受けたと報じられています。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いとされており、中国の動向が豪ドルに反映される場合があります。
夜に入ると一転して上昇し、円安が進みました。
来週の日銀の金融政策決定会合に関して報道があり、市場は利上げを見送る示唆だと受け取った模様です。
円安トレンドは未明まで継続し、最終的に円安で1日の取引を終えました。
なお、日本で四半期法人企業景気予測調査が発表され、前回値よりも強い結果でした。
この時間帯の豪ドル円はやや円高の展開です。
また、豪州では主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わっていません。
本日（2024年12月12日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月12日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、97円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、円安の範囲では買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、99円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
また、98円付近にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年12月12日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年12月12日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
日中の円はプラス幅を広げる展開で、夜以降は一転してマイナス圏で取引されました。
豪ドルは午後にマイナス幅を拡大し、未明にプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年12月12日）の主な経済指標
22:15（ユーロ）ECB政策金利
22:30（米国）11月卸売物価指数（PPI）
22:45（ユーロ）ラガルドECB総裁会見
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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