昨日(2024年12月10日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.042(+0.01)<+0.33%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日続伸。
昨日は月曜日の窓を埋める動きが進みました。
窓埋め後は一転して上昇の展開で、最終的に9日終値に比べて価格を上げています。
米国東海岸付近を中心として、今後1か月間の気温は平年より低いと予報されており、これが影響したと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年12月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月11日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成して小幅高となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
9日に作った窓を埋めるように下落し、窓埋め後の上昇で3.0ドルを回復して取引を終えました。
目先は、窓埋め後の上昇がどこまで続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進んだものの、後半は下落分以上の上昇を見せて取引を終えました。
直近の平均足は陽転しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
9日の高値を天井とする下落が続き、9日に作られた窓を埋めた後に反発しています。
目先は、9日高値を目指して上昇が続くか、9日高値を天井とする下落が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基増加し、482基でした。
5基の増加は9月中旬以来で、6週ぶりに480基台を回復しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基増加し、102基です。
稼働リグ数は2週連続で増加しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で30bcf(10億立方フィート)減少し、3937bcfでした。
在庫は3週連続で減少したものの、直近5年間の平均を上回る水準を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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