昨日(2024年11月20日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的にわずかに円安。
日中の豪ドル円は円安が優勢でした。
円が主要通貨に対して弱く、豪ドルに対しても同様の動きです。
深夜に入ると、豪ドル円は急落の動きを示しました。
ウクライナが英国製ミサイルでロシア領内を攻撃したと報じられており、リスク回避の円買いが発生した模様です。
最終的に、19日終値と比べてわずかに円安の水準で取引を終えました。
なお、日本で貿易統計が発表され、市場予想よりも赤字幅が拡大しました。
これに対して、豪ドル円は特段の反応を示していません。
また、日豪両国で要人発言は報じられませんでした。
本日(2024年11月21日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、100円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
こちらもキリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
その一方、98円台前半から103円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、101円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月21日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月21日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で推移する場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。
豪ドルはゼロを挟んで上下動し、夜にマイナス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月21日)の主な経済指標
22:30(米国)11月フィラデルフィア連銀景況指数
22:30(米国)新規失業保険申請件数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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