昨日(2024年11月12日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が進行。
日中のドル円はレンジ相場で取引され、夕刻以降に円安傾向が強まる展開でした。
夕刻以降に米10年債利回りが上昇しており、この影響を受けたと報じられています。
円安の動きは未明付近まで継続し、その後は円高方向にやや戻って取引を終えました。
この結果、ドル円は再び155円を伺う水準に到達しています。
なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が発言し、12月までにインフレ率が予想以上に上昇した場合に政策決定を見直す可能性がある旨が報じられています。
本日(2024年11月13日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月13日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、150円付近から155円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、153円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、155円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、153円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月13日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ポンド円とも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月13日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
日中の円はおおむねプラス圏で推移し、夜にマイナスに転じました。
ドルはプラス幅を拡大する展開で、未明にゼロ方向にやや戻りました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月13日)の主な経済指標
09:30(豪州)7-9月期四半期賃金指数
22:30(米国)10月消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。