WTI原油見通し(市況ニュース):ドルインデックスの上昇傾向が影響し、原油価格は続落(2024年11月12日)

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昨日(2024年11月11日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:68.381(-2.390)<-3.38%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは続落。

ドルインデックスが1日を通して上昇傾向であり、これを受けてUSOIL価格は下落したと報じられています。

また、中国経済の先行きについて不透明感が伝えられており、これも価格下落に作用したと考えられます。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月12日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月12日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陰線を形成して2日続落となり、70ドルを割れて68ドル台まで下落しました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足が平均足を上下しており明確な方向性は出ていません。
11日の下落により9月後半から支持帯として機能する68ドル台に到達しています。
目先は、支持帯で反発するか、支持帯を割れて下落が加速するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引時間半ばに大きく下落して、そのまま取引終了まで下落が続きました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
節目価格70ドル割れを契機に下落が加速する形となりました。
目先は、10月29日安値に向けて下落が続くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月8日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
再び470基台まで減少しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月1日時点の原油在庫は前週比で214.9万バレルほど増加し、およそ4億2766万バレルです。
2024年9月後半以降から増加基調に転換しています。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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