先週金曜日(2024年11月8日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
週末のドル円は夜にかけて円高が進みました。
米10年債利回りが低下基調で推移しており、これが影響したと報じられています。
深夜以降はレンジ相場に転じ、そのまま1週間の取引を終えました。
なお、ミシガン大学消費者態度指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のドル円は円安で反応したものの、すぐに円高に戻っています。
また、加藤財務相が発言し、為替について投機的な動向も含め極めて高い緊張感を持って注視する旨が報じられています。
本日(2024年11月11日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、152円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、151円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、152円付近の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、155円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのは、ユーロ円、豪ドル円そして豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、未明に横ばいに転じました。
ドルはプラス圏で安定的に推移し、夜にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
11日(月)8:50(日本)9月国際収支・貿易収支
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
13日(水)25:00(ロシア)7-9月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)
13日(水)28:00(米国)10月月次財政収支
14日(木)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
14日(木)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
14日(木)21:30(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
14日(木)22:30(米国)10月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
14日(木)22:30(米国)10月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
14日(木)22:30(米国)10月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
14日(木)22:30(米国)10月卸売物価指数(PPI)(前月比)
14日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
14日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
14日(木)29:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
15日(金)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15日(金)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
15日(金)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
15日(金)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15日(金)16:00(英国)9月月次国内総生産(GDP)(前月比)
15日(金)22:30(米国)11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(金)22:30(米国)10月小売売上高(前月比)
15日(金)22:30(米国)10月小売売上高(除自動車)(前月比)
15日(金)23:15(米国)10月鉱工業生産(前月比)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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