先週金曜日(2024年11月8日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高の展開。
午前中から深夜にかけて、豪ドル円はほぼ一方的に円高が進みました。
ドル円と豪ドル米ドルがともに下落しており、この影響を受けたと考えられます。
未明に横ばいに転じ、そのまま1日の取引を終えました。
なお、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わっていません。
日本では加藤財務相が発言し、行き過ぎた為替の動きに対しては適切な対応をとる旨が報じられています。
本日(2024年11月11日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、98円台前半から100円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、円安の部分では買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、98円台半ばから103円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、100円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、未明に横ばいに転じました。
豪ドルは継続的にマイナス幅を拡大し、日付が変わってからゼロ方向にやや戻しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
11日(月)8:50(日本)9月国際収支・貿易収支
13日(水)9:30(オーストラリア)7-9月期四半期賃金指数(前期比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
13日(水)25:00(ロシア)7-9月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)
14日(木)9:30(オーストラリア)10月失業率
14日(木)9:30(オーストラリア)10月新規雇用者数
14日(木)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
14日(木)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
14日(木)21:30(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
14日(木)29:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
15日(金)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15日(金)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
15日(金)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
15日(金)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15日(金)16:00(英国)9月月次国内総生産(GDP)(前月比)
15日(金)22:30(米国)10月小売売上高(前月比)
15日(金)22:30(米国)10月小売売上高(除自動車)(前月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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