昨日(2024年11月6日)のドル円動向振り返り
ドル円は大幅な円安。
米国で大統領選挙の投開票が実施され、午前中にトランプ候補の優勢が伝わりました。
米10年債利回りは上昇し、ドル円も急騰で反応しています。
トランプ候補の当選が確実になる中、ドル円は上昇を続け、この傾向は朝まで継続しました。
米国株が大幅上昇で推移しており、これも円安に寄与した可能性があります。
主な経済指標を見ると、日銀金融政策決定会合議事要旨が公開され、金融緩和の一段の調整は不確実性が低下した段階にするのが妥当との旨が示されました。
なお、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の2日目であり、日本時間の明日未明に結果が発表される予定です。
本日(2024年11月7日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、154円台後半の買い注文が厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、153円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、155円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、未明に横ばいに転じました。
ドルは午前中にプラス幅を大きく拡大し、その後はプラス圏で上下動しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月7日)の主な経済指標
21:00(英国)イングランド銀行金利発表
21:30(英国)ベイリーBOE総裁発言
28:00(米国)FOMC 政策金利発表
28:30(米国)パウエルFRB議長会見
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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