昨日(2024年11月5日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.432(+0.257)<+0.36%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日連続で上昇。
ドルインデックスが低下しており、これがUSOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
また、OPECプラスによる原油増産の1か月延期決定も、引き続き価格上昇を支援したと伝えられています。
なお、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ313万バレルの増加でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成して2日続伸となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足の上に位置しており、トレンド転換を示唆しています。
10月後半以降73ドル付近が抵抗帯となっており、一時73ドルに到達したものの72ドル台で取引を終えました。
目先は、73ドル付近の抵抗帯で反落するか、抵抗帯を突破して上昇が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
小動きで横ばいに推移した後にジリ高が始まり、前日高値の更新後に若干反落して取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
10月29日につけた安値から、高値と安値の切り上げを伴う上昇トレンドが継続中です。
上昇トレンドがいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月25日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少し、480基でした。
このまま480基台での推移を続けるか、470基台まで減少するかに注目です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月25日時点の原油在庫は前週比で51.5万バレルほど減少し、およそ4億2551万バレルです。
2024年6月後半から減少基調が続いていましたが、2024年9月後半以降は増加が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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