昨日(2024年11月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.46(+0.162)<+7.05%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに上昇。
昨日のNATGASは下窓を開けて始まった後に上昇し、窓埋め後も価格を上げる展開でした。
押し目を狙った買いが優勢だったと報じられています。
なお、2日(土)にCFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ16万6,000の売り越しでした。
売り越し幅は高水準で、2週連続で直近1年間の最大値を記録しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年11月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線を形成して大幅高となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足は重なっており、下落圧力は限定的です。
前営業日に2.2ドル後半で取引を終えた後、4日は2.1ドル前半で取引を開始して、2.4ドル台半ばで取引を終えました。
大幅高の勢いを維持してこのまま上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
大きく下窓を開けた状態で取引をスタートした後、窓を埋めてその後も上昇が続き取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
10月25日の高値を天井とする下落が続きましたが、11月4日に安値を付けた後は反発する形となりました。
目先は、反発が続き25日高値を目指すか、急騰後の反落が生じるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、479基でした。
リグ数は2週連続で減少し、480基を割り込みました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、102基です。
稼働リグ数は2週連続で増加し、100基台を2週連続で維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で78bcf(10億立方フィート)増加し、3863bcfでした。
在庫増加幅は市場予想とおおむね同じで、在庫量は増加傾向を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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