昨日(2024年10月31日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は上下動の末に円高。
日銀の金融政策決定会合が開催され、政策金利は市場予想通り据え置きでした。
発表後のユーロ円は円高の展開です。
その後、植田日銀総裁の会見が開かれ、円高がさらに進んでいます。
植田日銀総裁の会見内容はタカ派的だったと報じられており、この影響を受けたと考えられます。
夜に円安に戻る場面があったものの、最終的に円高で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で消費者物価指数(HICP)が発表され、市場予想より高い結果でした。
発表前後のユーロ円は円安の展開です。
また、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が発言し、インフレのゴールが視野に入っている旨が報じられています。
本日(2024年11月1日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月1日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、163円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、166円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、164円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月1日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月1日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス幅を広げる展開で、日付が変わる頃に横ばいに転じました。
ユーロはゼロ付近で動き、最終的にややプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月1日)の主な経済指標
21:30(米国)10月非農業部門雇用者数(NFP)
21:30(米国)10月失業率
23:00(米国)10月ISM製造業景気指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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