昨日(2024年10月30日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.418(-0.062)<-2.50%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夜に価格を下げる。
米国本土の今冬の気温は平年より高い見込みで、天然ガスの暖房需要が伸びない模様です。
これを嫌気してNATGASが売られたと報じられています。
また、EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控え、在庫量増加幅は直近5年間の同時期の平均よりも大きいと見込まれています。
これも、価格下落に寄与した可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月31日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成して下落し、ほぼ前日と同じ値幅の取引に留まりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足は接触しており、下落圧力は限定的です。
3営業日続けて一時的に2.3ドル入りしながら、最終的に2.4ドルを回復しています。
目先は、2.4ドルが支持帯となり反発するか、2.4ドルを割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進みましたが、取引後半に若干反発して1日を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
28日の急落後の安値圏での取引が継続中です。
28日の安値圏を上下どちらにブレイクするかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、480基でした。
リグ数は480基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基増加し、101基です。
今年5月ごろ以降、稼働リグ数は100基を中心に上下動しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3785bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、在庫量は直近5年間の平均値より多い状態が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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