先週金曜日(2024年10月25日)のドル円動向振り返り
ドル円は緩やかな円安。
日中のドル円は方向感の乏しい展開で、レンジ相場で取引されました。
夜に入ると円安が緩やかに進み、この傾向は未明まで継続しています。
日付が変わってから米10年債利回りが上昇しており、深夜の値動きはこの影響を受けた可能性があります。
経済指標を見ると、米国で耐久財受注とミシガン大学消費者態度指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表後のドル円は大きな反応を示していません。
また、三村財務官が発言し、投機的な動きも含めて緊張感を高めて注視している旨が報じられました。
なお、27日(日)の衆院選の結果を受けて、28日(月)は円安方向に窓を開けてスタートしています。
本日(2024年10月28日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月28日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、150円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、149円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、153円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、151円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
ユーロ円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月28日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
ドルはおおむねプラス圏で推移し、日付が変わる頃からプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
29日(火)8:30(日本)9月失業率
29日(火)8:30(日本)9月有効求人倍率
29日(火)22:00(米国)8月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
29日(火)23:00(米国)10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
29日(火)23:00(米国)9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
30日(水)(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(水)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(水)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(水)21:15(米国)10月ADP雇用統計(前月比)
30日(水)21:30(米国)7-9月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
30日(水)21:30(米国)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
30日(水)21:30(米国)7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
30日(水)23:00(米国)9月住宅販売保留指数(前年同月比)
30日(水)23:00(米国)9月住宅販売保留指数(前月比)
31日(木)(日本)日銀展望レポート
31日(木)(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
31日(木)8:50(日本)9月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
31日(木)8:50(日本)9月鉱工業生産・速報値(前月比)
31日(木)15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
31日(木)19:00(ユーロ)10月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
31日(木)19:00(ユーロ)10月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
31日(木)21:30(カナダ)8月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
31日(木)21:30(カナダ)8月月次国内総生産(GDP)(前月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人所得(前月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCE)(前月比)
31日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
31日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
31日(木)22:45(米国)10月シカゴ購買部協会景気指数
1日(金)21:30(米国)10月失業率
1日(金)21:30(米国)10月平均時給(前年同月比)
1日(金)21:30(米国)10月平均時給(前月比)
1日(金)21:30(米国)10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
1日(金)22:45(米国)10月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1日(金)23:00(米国)10月ISM製造業景況指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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