先週金曜日(2024年10月25日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的に円高。
先週末の豪ドル円は明確な方向感が形成されず、おおむねレンジ相場での取引でした。
夕刻に円高、そして夜に円安の場面がありましたが、トレンド形成には至っていません。
日付が変わって以降は円高が優勢で、最終的に円高で取引を終えました。
豪州で主要な経済指標や要人発言は伝わっていません。
また、国際通貨基金(IMF)高官が発言し、円安は対外開放型経済である日本経済に恩恵をもたらす旨が報じられています。
なお、27日(日)の衆院選の結果を受けて、本日は大きな上窓を開けて取引が始まっています。
本日(2024年10月28日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月28日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近の買い注文が厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、99円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、99円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、101円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ポンド円とユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月28日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
豪ドルはおおむねマイナス圏で取引され、日付が変わってからマイナス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
29日(火)8:30(日本)9月失業率
29日(火)8:30(日本)9月有効求人倍率
30日(水)(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
30日(水)9:30(オーストラリア)7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比)
30日(水)9:30(オーストラリア)7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前期比)
30日(水)9:30(オーストラリア)9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(水)18:00(ドイツ)7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(水)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(水)19:00(ユーロ)7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(水)21:15(米国)10月ADP雇用統計(前月比)
30日(水)21:30(米国)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
31日(木)(日本)日銀展望レポート
31日(木)(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
31日(木)8:50(日本)9月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
31日(木)8:50(日本)9月鉱工業生産・速報値(前月比)
31日(木)9:30(オーストラリア)9月住宅建設許可件数 (前月比)
31日(木)9:30(オーストラリア)9月小売売上高(前月比)
31日(木)15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
31日(木)19:00(ユーロ)10月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
31日(木)19:00(ユーロ)10月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
31日(木)21:30(カナダ)8月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
31日(木)21:30(カナダ)8月月次国内総生産(GDP)(前月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
31日(木)21:30(米国)9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
1日(金)9:30(オーストラリア)7-9月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比)
1日(金)9:30(オーストラリア)7-9月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比)
1日(金)21:30(米国)10月失業率
1日(金)21:30(米国)10月平均時給(前年同月比)
1日(金)21:30(米国)10月平均時給(前月比)
1日(金)21:30(米国)10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
1日(金)23:00(米国)10月ISM製造業景況指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。