昨日(2024年10月23日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が継続。
朝からドル円は円安が優勢で、この傾向は深夜まで続きました。
米10年債利回りが上昇しており、この影響を受けた可能性があります。
日付が変わる頃から円高方向にやや戻したものの、一昨日の終値と比べて円安で取引を終えました。
なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公開され、インフレは引き続き緩和した旨が報じられています。
また、米国で中古住宅販売件数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表直後のドル円は大きな反応を示していません。
本日(2024年10月24日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月24日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、153円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、152円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、152円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月24日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月24日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円は朝から深夜にかけてマイナス幅を拡大し、日付が変わる頃からゼロ方向にやや戻りました。
ドルはプラス幅を広げる展開で、未明付近に横ばいに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月24日)の主な経済指標
17:00(ユーロ)ユーロ圏製造業PMI・速報値
17:00(ユーロ)ユーロ圏サービス業PMI・速報値
23:00(米国)9月新築住宅販売件数(前月比)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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