昨日(2024年10月21日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:70.641(+0.867)<+1.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは買いが優勢で上昇。
中国の中央銀行である中国人民銀行が、企業向けの貸出金利を引き下げました。
景気回復に伴う原油需要の増加が期待されたと報じられており、これを受けてUSOIL価格が上昇した模様です。
また、中東情勢をめぐる緊張感が継続しており、これも価格の下支えに寄与したと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線となりましたが、前営業日18日の値幅の範囲内の取引に留まりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下に抜けておりトレンド転換を示唆しています。
70ドルを回復しており、70ドルの攻防が続く形となりました。
目先は、70ドル回復後も上昇を続けるか、再度70ドルを割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ高が進み、当日高値から若干下落した水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、上昇圧力は弱まっています。
18日に若干の下落はありましたが、再び15日の安値水準での取引が継続中です。
安値圏での取引がいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月18日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
1時的に470基まで減少しましたが、再び480基台まで増加しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月11日時点の原油在庫は前週比で219.1万バレルほど減少し、およそ4億2055万バレルです。
2024年6月後半から減少基調が続いていましたが、増加に転じそうです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。