昨日(2024年10月21日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.34(+0.114)<+5.12%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに上昇。
10月上旬からNATGASは下落トレンドにあり、昨日はショートカバーが優勢だったと報じられています。
また、NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国西部の気温は平年よりやや低い見通しです。
気温の低下は天然ガスの暖房需要を増加させると考えられ、これも価格上昇に寄与した可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、3営業日続落後の上昇を見せました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2.2ドル台前半の支持帯で反発して、2.3ドルを回復する形となりました。
目先は、反落して2.2ドル前半の支持帯割れを目指すか、反発が続き本格上昇につながるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が始まり当日高値で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
18日安値が基点となり上昇トレンドが生じつつあります。
目先は、上昇が続き上昇トレンド入りするか、反落して下落トレンドを再開するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基増加し、482基でした。
リグ数が2週連続で増加するのは今年3月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基減少し、99基です。
2週連続で数を減らし、リグ数は再び100基を割り込みました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で76bcf(10億立方フィート)増加し、3705bcfでした。
在庫量は直近5年間の平均値に近づきつつあるものの、依然として平均より多い状態が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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