先週金曜日(2024年10月18日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:69.774(-1.393)<-1.96%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
中国で四半期国内総生産(GDP)や小売売上高などが発表され、おおむね市場予想を上回る結果でした。
しかし、市場は中国の経済見通しに関して懐疑的だと報じられており、USOIL価格は下落しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ18万4,000の買い越しでした。
買い越し幅は20万を下回っており、7週連続で20万に届きませんでした。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成して、69ドル台で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下に抜けておりトレンド転換を示唆しています。
17日まで3営業日は70ドル割れ後の反発を見せていましたが、18日は反発には至らず70ドルを割れました。
目先は、70ドル割れを契機に下落が加速するか、70ドル割れは一時的となり反発を見せるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半はジリ高が進んだものの、取引半ば以降は下落が進み前日安値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
14日の急落を経てからの15日の安値圏での取引が続きましたが、18日は15日安値を若干下回り取引を終えました。
目先は、安値圏からの下落が加速するか、反発し再度安値圏を回復するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月4日時点の米国の原油リグ稼働数は5基減少し、479基でした。
2024年7月後半から480基台で推移していましたが、再び470基台まで減少しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月11日時点の原油在庫は前週比で219.1万バレルほど減少し、およそ4億2055万バレルです。
直近の原油在庫は減少し、過去5年の平均を大きく下回っています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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