先週金曜日(2024年10月18日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.226(-0.037)<-1.63%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日連続で下落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米本土の気温は平年より高い見通しです。
天然ガスの暖房需要が減退すると報じられており、これがNATGAS価格の下落要因だった模様です。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ13万9,000の売り越しでした。
売り越し幅は5週連続で増加しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、3営業日続落となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
下落したものの、2.2ドル台前半の抵抗帯の中での取引に留まりました。
引き続き、抵抗帯で反発を見せるか、抵抗帯も割れてさらに下落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの取引が続いた後、17日安値を割れて下落が進み、そのままの水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
引いた目で見ると高値と安値の切り下げが継続中です。
切り下げをともなう下落トレンドがいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基増加し、482基でした。
リグ数が2週連続で増加するのは今年3月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基減少し、99基です。
2週連続で数を減らし、リグ数は再び100基を割り込みました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で76bcf(10億立方フィート)増加し、3705bcfでした。
在庫量は直近5年間の平均値に近づきつつあるものの、依然として平均より多い状態が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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