昨日(2024年10月17日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.167(+0.062)<+0.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは5営業日ぶりに上昇。
米国で経済指標が発表され、小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景気指数など、おおむね市場予想より強い結果でした。
米国経済の強さが改めて示されており、USOIL価格の下支えになったと報じられています。
また、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ219万バレルの減少でした。
市場予想の増加に対して結果は減少であり、これも価格維持に寄与したと考えられます。
しかし、積極的に上値を追う展開にはならず、わずかに上昇して取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成して、方向感のない1日となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下に抜けておりトレンド転換を示唆しています。
17日は一時的に70ドルを割れましたが、3営業日続けて70ドル付近で反発しました。
引き続き、70ドル割れには至らず反発するか、70ドルを割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的な下落はありながら終日71ドルを前後する値動きが続き、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れてローソク足と平均足の絡みが続いており、明確な方向性が出ていません。
引き続き、15日の大幅下落後の安値圏での取引が続いています。
大幅下落後の安値圏を上下どちらに抜けるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月4日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
前週の484基から5基減少し、470基台まで減少しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月4日時点の原油在庫は前週比で581万バレルほど増加し、およそ4億2274万バレルです。
2024年6月後半から下落基調が続いていますが、直近は2週連続で増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。