昨日(2024年10月16日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はわずかに円安。
方向感の乏しい動きに終始し、1日を通して大きなトレンドは形成されませんでした。
ドル円やユーロドルの値動きが緩やかであり、この影響を受けたと考えられます。
ユーロ円は先週月曜日からレンジ相場を形成しており、昨日もこの傾向が継続しました。
なお、安達日銀審議委員が発言し、拙速な利上げは回避すべきとの旨が報じられています。
ユーロ圏要人の発言は伝えられていません。
本日(2024年10月17日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月17日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、161円台半ばから164円台前半にかけて、買い注文が発注されています。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
その一方、163円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、162円台前半の売り注文も厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが着目されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円です。
豪ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月17日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
ユーロはゼロ付近で緩やかに推移し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月17日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)9月小売売上高
21:30(米国)10月フィラデルフィア連銀景況指数
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁 記者会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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