昨日(2024年10月16日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が優勢。
朝の豪ドル円は円高の展開でした。
早朝にニュージーランド(NZ)で消費者物価指数(CPI)が発表されており、市場予想よりやや低い結果でした。
市場ではNZ中銀による政策金利の大幅な引き下げが予想されていると報じられており、NZドルは売られています。
豪ドルはNZドルに連れ安となった模様です。
売りが一巡すると豪ドル円は円安方向に戻したものの、勢いは続かず、方向感の乏しい動きが続きました。
なお、ハンター豪準備銀行(RBA)総裁補佐が発言し、インフレ期待は引き続き抑制されている旨が伝えられています。
本日(2024年10月17日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月17日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、99円台半ばや後半にも、厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、99円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、101円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
ユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月17日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
豪ドルはマイナス圏で動き、深夜以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月17日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)9月小売売上高
21:30(米国)10月フィラデルフィア連銀景況指数
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁 記者会見
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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