昨日(2024年10月15日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.468(-0.933)<-1.29%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
昨日未明に中東情勢に関して報道があり、イスラエルがイランを攻撃する場合には攻撃目標から石油関連施設を除く模様です。
USOILは急落模様で反応し、その後も夕刻にかけて下落が進みました。
夜以降はレンジ相場に移行し、この傾向は未明まで継続しています。
なお、API(米石油協会)の週間在庫統計発表は毎週水曜日ですが、今回は日本時間17日(木)午前5時30分に発表される予定です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成して、一時70ドル前半まで下落が進みました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下抜いており上昇圧力は限定的です。
3日続落となりましたが、節目価格70ドル付近で反発する形となっています。
目先は、70ドル割れに向けて下落が進むか、70ドルは割れずに反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ安が続いた後に反発を見せたものの、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足を上抜いており、下落圧力は弱まっています。
8日高値を天井とする高値と安値の切り下げを伴う下落が続いています。
ここから続落し、安値を切り下げて下落トレンドが維持されるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月4日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
前週から5基減少し、470基台まで減少しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月4日時点の原油在庫は前週比で581万バレルほど増加し、およそ4億2274万バレルです。
2024年6月後半から右肩下がりに推移していましたが、直近は2週連続で増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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