昨日（2024年10月15日）のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円高。
日中のドル円は円高で、この傾向は夕刻まで継続しました。
米10年債利回りが低下しており、この影響を受けた可能性があります。
その後、ドル円は深夜にかけて緩やかに戻しています。
しかし、米10年債利回りは夜以降も低下し、ニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想より弱く、円安方向への動きは限定的でした。
最終的に、日足終値は円高で取引を終えています。
なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が発言し、予測通りなら年内に1回か2回の利下げが実施される可能性が高い旨が報じられています。
本日（2024年10月16日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年10月16日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、145円付近から150円付近にかけて、買い注文が断続的に発注されています。
現在値周辺を含む広い範囲であり、買い意欲の強さがわかります。
しかし、現在値よりも円安の範囲では、買い注文がやや薄いです。
積極的に上値を追いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、148円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、148円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年10月16日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
豪ドル米ドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年10月16日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、未明までプラス圏を維持しました。
ドルはゼロを中心に上下動し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年10月16日）の主な経済指標
15:00（英国）9月消費者物価指数（CPI）
27:40（ユーロ）ラガルドECB総裁 発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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