昨日(2024年10月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.38(+0.017)<+0.72%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに上昇。
今月のNATGASは価格を大きく下げており、昨日は買戻しが優勢だったと報じられています。
しかし、日付が変わると買いの勢いは止まり、未明にかけて価格を下げました。
この結果、上昇幅は小幅に留まっています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成して、下落がいったん止まる形となりました。
平均足は陰線に転じ2日目で、ローソク足は平均足の下にあり下落トレンド開始を示唆しています。
前日安値が更新されており、依然として下落圧力が強い状態にあります。
目先は、停滞後に下落を再開するか、停滞から反発の値動きが生じるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから大きく上昇したものの、取引後半に上昇分の大半を戻す結果となりました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足は接触しており、上昇圧力が弱い状態です。
引き続き、4日高値を天井とする安値と高値の切り下げを伴う下落が進んでいます。
現在進む下落トレンドがいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、481基でした。
リグ数は3週ぶりに増加し、480基台を回復しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、101基です。
リグ数は減ったものの、100基台を維持しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で82bcf(10億立方フィート)増加し、3,629bcfでした。
増加幅は市場予想より大きかったものの、直近5年間の同時期の平均よりも小さく、貯蔵量は過去5年間の平均値に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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