昨日(2024年10月14日)のドル円動向振り返り
ドル円は徐々に円安が進む。
日中のドル円はもみ合いで推移し、大きな動きは見られませんでした。
日本が祝日のため休場で、市場参加者が少なかった可能性があります。
夜以降は円安で、緩やかに上昇しました。
日本に加えて米国市場も休場だったことが影響したと考えられます。
最終的に、円安で1日の取引を終えました。
なお、日米両国で主要な経済指標は発表されていません。
また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が発言し、さらなる緩やかな利下げが適切との旨が報じられています。
本日(2024年10月15日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、146円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、148円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、147円台後半から151円付近にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、150円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月15日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はゼロ付近で上下動し、夜にマイナス幅を広げました。
ドルはおおむねプラス圏で推移し、夕刻以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
15日(火)21:30(米国)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
16日(水)8:50(日本)8月機械受注(前年同月比)
16日(水)8:50(日本)8月機械受注(前月比)
17日(木)8:50(日本)9月貿易統計(通関ベース、季調前)
17日(木)8:50(日本)9月貿易統計(通関ベース、季調済)
17日(木)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
17日(木)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
17日(木)21:15(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)政策金利
17日(木)21:30(米国)10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
17日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
17日(木)21:30(米国)9月小売売上高(前月比)
17日(木)21:30(米国)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
17日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
17日(木)21:45(ユーロ)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
17日(木)22:15(米国)9月鉱工業生産(前月比)
17日(木)23:00(米国)10月NAHB住宅市場指数
17日(木)29:00(米国)8月対米証券投資
17日(木)29:00(米国)8月対米証券投資(短期債除く)
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18日(金)11:00(中国)7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
18日(金)11:00(中国)7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
18日(金)21:30(米国)9月住宅着工件数(前月比)
18日(金)21:30(米国)9月住宅着工件数(年率換算件数)
18日(金)21:30(米国)9月建設許可件数(前月比)
18日(金)21:30(米国)9月建設許可件数(年率換算件数)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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