昨日(2024年10月10日)のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円高。
夜に米国で経済指標が発表され、消費者物価指数(CPI)は市場予想比で上昇した一方、前週分新規失業保険申請件数は市場予想より弱い結果でした。
発表直後のドル円は大きく乱高下しています。
値動きが落ち着いた後は方向感の乏しい動きで、レンジ相場を形成しました。
なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁が発言し、11月の利下げを見送る可能性がある旨が報じられています。
また、日本で国内企業物価指数が発表されたものの、ドル円に特段の反応は見られませんでした。
本日(2024年10月11日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、148円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、145円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、150円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。
また、148円付近にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのは、ユーロドルとポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は午後にマイナスに進み、夕刻以降はプラス幅を広げました。
ドルはプラスに転じる場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月11日)の主な経済指標
15:00(英国)8月月次GDP(前月比)
21:30(米国)9月生産者物価指数(PPI)
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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