昨日(2024年10月10日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.533(+0.051)<+2.05%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日ぶりに上昇。
NATGAS価格は夜に下押しする場面があったものの反転し、未明にかけて上昇しました。
4営業日連続で価格を下げており、昨日はショートカバーが優勢だったと報じられています。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で82bcf(10億立方フィート)の増加でした。
市場予想より多く、発表直後に価格は下落しましたが、上昇トレンドに戻っています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月11日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成して、4営業日続落後の反発を見せました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足が重なり、上昇圧力は弱まっています。
ローソク足は下ヒゲ部分で一時2.4ドル台前半に到達しました。
目先は、上昇は一時的となり再度下落に転じるか、このまま上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの推移の後に安値を更新しましたが、その後の反発で始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
4日高値を天井に安値の切り下げを伴う下落が続いています。
10日安値も割れて下落トレンドが続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基減少し、479基でした。
2週連続で減少し、470基台まで落ち込んだのは7月中旬以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、102基です。
2週連続で増加し、7月下旬以来の100基台に回復しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で82bcf(10億立方フィート)増加し、3,629bcfでした。
増加幅は市場予想より大きかったものの、直近5年間の同時期の平均よりも小さく、貯蔵量は過去5年間の平均値に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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