昨日(2024年10月8日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
昨日のユーロ円はレンジ相場で取引され、方向感の定まらない動きでした。
ドル円とユーロドルがともに狭い範囲で推移しており、これを反映したと考えられます。
夜以降にやや円安方向に傾き、わずかに円安で取引を終えました。
なお、ドイツで鉱工業生産が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のユーロ円はやや上昇したものの、トレンド形成には至っていません。
また、センテノ・ポルトガル中銀総裁が発言し、ユーロ圏のインフレ率は目標に向かって収れんしつつある旨が報じられています。
本日(2024年10月9日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、159円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
その一方、163円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、161円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円とポンド円です。
相関関係だったのは豪ドル円、弱い相関関係だったのはポンドドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねプラス圏で推移し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
ユーロは午前中にマイナスの場面があったものの、ほぼプラス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月9日)の主な経済指標
10:00(ニュージーランド)NZ中銀政策金利
27:00(米国)FOMC議事録
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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