先週金曜日(2024年10月4日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2653.84(-2.27)<-0.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は3営業日連続で下落。
米国で雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数・平均時給・失業率のいずれも市場予想より強い結果でした。
発表後の米10年債利回りやドルインデックスは上昇し、金価格は下落しています。
その後は大きく上下に振れる展開で、最終的にわずかに下落で取引を終えました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が金の投機的ネットポジションを公開し、およそ30万の買い越しでした。
買い越し幅はやや減少したものの、増加傾向を維持しています。
【金(XAU)】本日(2024年10月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足はヒゲがあり実体の短い陰線を形成し、高値圏で値動きの停滞が続きました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
ほぼ10月1日の値幅の範囲内での取引が3営業日続いています。
引き続き、1日の値幅を上下どちらにブレイクするかに注目です。
<1時間足チャート分析>
2600ドル台半ばを中心に乱高下し、最終的に始値を若干下回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陰連しているもののローソク足と平均足の絡みが続いており、明確な方向性は出ていません。
9月26日高値と30日安値の間の取引に留まる状態が10月は続いています。
引き続き、9月26日高値と30日安値をどちらの方向へブレイクするかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
10月4日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3822.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
先週金曜日も方向感が乏しかったもののヒゲが長く、値動きの変動幅は拡大しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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