先週金曜日(2024年10月4日)のドル円動向振り返り
ドル円は大幅円安。
夜に米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数・平均時給・失業率とも市場予想より強い結果でした。
発表後のドル円は急騰しています。
その後も円安が徐々に進み、日付が変わってから横ばいに転じました。
なお、グールズビー米シカゴ連銀総裁が発言し、雇用統計が好調であればGDPも好調となる可能性が高い旨が報じられています。
また、石破首相が発言し、経済対策を早急に策定してその実現に取り組む旨が伝えられています。
本日(2024年10月7日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、140円付近から149円付近にかけて買い注文が厚いです。
現在値周辺や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、148円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、148円付近から150円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値付近で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
しかし、140円付近から147円台後半にかけては売り注文が薄いです。
円高の範囲で積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏で推移した後、夜に大幅なマイナスに転じました。
ドルはマイナス圏で取引され、夜にプラス幅を大きく広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
8日(火)8:50(日本)8月国際収支・貿易収支
8日(火)21:30(米国)8月貿易収支
9日(水)10:00(ニュージーランド)ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
9日(水)13:30(インド)インド中銀政策金利(レポレート)
9日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
10日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
10日(木)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
10日(木)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
10日(木)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
10日(木)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
11日(金)15:00(英国)8月月次国内総生産(GDP)(前月比)
11日(金)21:30(カナダ)9月失業率
11日(金)21:30(カナダ)9月新規雇用者数
11日(金)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
11日(金)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
11日(金)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
11日(金)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
11日(金)23:00(米国)10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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