先週金曜日（2024年10月4日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は最終的に円安。

午後にかけての豪ドル円は円高が優勢でした。
ドル円が円高傾向で推移しており、これを反映したと考えられます。
夜に米国で雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数等が市場予想より強い結果でした。
発表後の豪ドル円は円安で反応しています。
豪ドル米ドルは下落したもののドル円の円安が大きく、豪ドル円はこれを受けた動きだと考えられます。
円安の動きはその後も続き、最終的に円安で1日の取引を終えました。

なお、赤沢再生相が発言し、政策意図について市場と意思疎通とることが大事との旨が報じられています。

本日（2024年10月7日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年10月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、97円台半ばから101円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、98円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、98円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
また、101円台前半の売り注文も厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙っている模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年10月7日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年10月7日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏で推移した後、夜に大幅なマイナスに転じました。
午後以降の豪ドルはマイナス圏で取引され、この傾向は未明まで継続しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週の豪ドル円の注目材料

8日（火）8:50（日本）8月国際収支・貿易収支
8日（火）9:30（豪州）豪準備銀行（中央銀行）、金融政策会合議事要旨公表
9日（水）10:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
9日（水）13:30（インド）インド中銀政策金利（レポレート）
9日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
10日（木）21:30（米国）9月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
10日（木）21:30（米国）9月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
10日（木）21:30（米国）9月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
10日（木）21:30（米国）9月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
11日（金）15:00（英国）8月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
11日（金）21:30（カナダ）9月失業率
11日（金）21:30（カナダ）9月新規雇用者数

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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