昨日(2024年10月3日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
1日を通して方向感の乏しい展開で、レンジ相場で取引されました。
夕刻にユーロ圏でPMI(サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、市場予想より強い結果でした。
また、ユーロ圏PPI(卸売物価指数)も公表され、市場予想より高い数字でした。
ユーロ円はこれらに特段の反応を示さず、この時間帯はやや円安が進んでいます。
なお、野口日銀審議委員が発言し、現在の金融環境は十分に緩和的である旨が報じられています。
本日(2024年10月4日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月4日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、160円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、161円台前半から半ばにかけて、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、158円台半ばにも、厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円です。
相関関係だったのは豪ドル円、弱い相関関係だったのはポンド円とユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
午前中の円はマイナス圏で推移し、午後以降はおおむねプラス圏で取引されました。
ユーロは夕刻にかけてプラス幅を拡大し、夜以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月4日)の主な経済指標
21:30(米国)9月非農業部門雇用者数(前月比)
21:30(米国)9月失業率(前月比)
21:30(米国)9月平均時給(前月比)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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