昨日(2024年10月2日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安の展開。
午前から昼にかけてやや円安が進んだものの、午後に元の水準に戻っています。
夜に再び動意づくと、円安トレンドを形成し、この傾向は未明まで継続しました。
ドル円の円安傾向が強く、これを反映したと考えられます。
なお、ユーロ圏で失業率が発表され、市場予想と同じ結果でした。
発表直後のユーロ円は特段の反応を示していません。
また、石破首相が発言し、現在は追加利上げをするような環境にはない旨が報じられています。
本日(2024年10月3日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月3日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、159円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、160円台後半から165円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
また、158円台半ばの売り注文も特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月3日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
逆相関関係だったのはポンドドル、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月3日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は未明まで継続しました。
ユーロは夕刻にかけてマイナス圏で推移し、夜以降はプラス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月3日)の主な経済指標
22:45(米国)サービス業PMI
23:00(米国)ISM非製造業景気指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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