昨日(2024年10月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.555(+2.44)<+3.53%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは上昇。
夕刻にUSOIL価格は下落したものの、夜に上昇に転じました。
この時間帯、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射すると報じられており、中東情勢の緊迫化が意識されたと考えられます。
日付が変わって以降も価格は上昇し続けたものの、未明付近にやや戻りました。
ミサイルは実際に発射され、イスラエルによるとその多くは迎撃された模様です。
なお、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ146万バレルの減少でした。
USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある陽線を形成して、値幅の長い取引となりました。
平均足は陽線に転換した後もローソク足と平均足の絡みが続いており、明確な方向性は出ていません。
9月25〜26日に大きく下落したものの、1日の上昇で2日分の下落の大半をカバーしています。
目先は、上昇が続き直近高値を超えるか、反落して9月10日の安値を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進んだものの、後半に大きく上昇した後、若干下落した水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
27日安値の更新後に急騰する形となりました。
目先は、上昇が続き24日高値を突破するか、反落して1日安値を割れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月27日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から4基減少し、484基でした。
2024年7月後半から増加傾向を見せていたリグ稼働数ですが、直近は減少しました。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年9月20日時点の原油在庫は前週比で447.1万バレルほど減少し、およそ4億1304万バレルです。
2024年6月後半から右肩下がりでの推移が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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