ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で143円台半ば|パウエルFRB議長発言後に円安がさらに進む(2024年10月1日)

FXレポート

昨日(2024年9月30日)のドル円動向振り返り

ドル円は円安が優勢。

午前から昼にかけてのドル円は、先週末の流れを引き継いで円高でした。
午後に円安に転じると、未明にかけてこの流れが継続しています。
米10年債利回りが上昇しており、この影響を受けた可能性があります。

なお、未明にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、発言後に円安がさらに進みました。
市場はハト派的な路線が修正される可能性を意識したと報じられています。

本日(2024年10月1日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年10月1日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月1日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、141円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、146円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、141円台半ばから147円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
直近の値動き全体で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、146円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月1日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドル、弱い逆相関関係だったのはポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月1日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円は午後にプラス圏に浮上した後、未明にかけてマイナス幅を拡大しました。
ドルはゼロ付近で推移し、未明にプラス幅を広げました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年10月1日)の主な経済指標

08:50(日本) 7-9月期 日銀短観
18:00(ユーロ)ユーロ圏消費者物価指数(HICP)
23:00(米国)ISM製造業景気指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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