先週金曜日（2024年9月27日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が進行。
9月中旬以降、豪ドル円は円安が続いており、先週金曜日も昼にかけて円安が進みました。
午後に入ると自民党総裁選挙が実施され、石破氏が当選しました。
事前予想では日銀の利上げに否定的な高市氏が有利とみられていたこともあり、選挙結果を受けて豪ドル円は急落しています。
売り一巡後は神経質な動きで取引されたものの、日付が変わる頃から再び円高傾向が強まりました。
なお、石破自民党新総裁が発言し、物価上昇を上回る賃金上昇のため新しい資本主義を加速する旨が報じられています。
本日（2024年9月30日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月30日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、97円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、100円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、98円付近の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、102円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年9月30日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
相関関係だったのはポンドドル、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年9月30日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はマイナスに進んだ後、午後にプラスに転じてプラス幅を大きく拡大しました。
豪ドルはゼロを挟んで上下動し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
30日（月）8:50（日本）8月鉱工業生産・速報値（前年同月比）
30日（月）8:50（日本）8月鉱工業生産・速報値（前月比）
30日（月）15:00（英国）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比）
30日（月）15:00（英国）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）
30日（月）26:55（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
1日（火）8:30（日本）8月失業率
1日（火）8:30（日本）8月有効求人倍率
1日（火）8:50（日本）7-9月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資（前年度比）
1日（火）8:50（日本）7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
1日（火）8:50（日本）7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
1日（火）8:50（日本）7-9月期日銀短観・四半期大企業非製造業先行き
1日（火）8:50（日本）7-9月期日銀短観・四半期大企業非製造業業況判断
1日（火）10:30（豪州）8月住宅建設許可件数 （前月比）
1日（火）10:30（豪州）8月小売売上高（前月比）
1日（火）18:00（ユーロ）9月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値）（前年同月比）
1日（火）18:00（ユーロ）9月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、速報値）（前年同月比）
1日（火）23:00（米国）9月ＩＳＭ製造業景況指数
2日（水）21:15（米国）9月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
2日（水）25:00（ロシア）4-6月期実質国内総生産（ＧＤＰ、確報値）（前年比）
3日（木）23:00（米国）9月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
4日（金）21:30（米国）9月失業率
4日（金）21:30（米国）9月平均時給（前年同月比）
4日（金）21:30（米国）9月平均時給（前月比）
4日（金）21:30（米国）9月非農業部門雇用者数変化（前月比）
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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