昨日(2024年9月11日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はやや円高。
午前中のユーロ円は円高が進みました。
円が主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
午後に入ると一転して円安で、日足始値付近まで戻っています。
その後、夜に日中安値付近まで円高が進行し、未明にかけて再び円安の展開で、1日を通して荒い値動きでした。
なお、ユーロ圏では要人発言は伝わっておらず、主要な経済指標も発表されていません。
日本では中川日銀審議委員が発言し、利上げ後も実質金利は大幅マイナスである旨が報じられています。
本日(2024年9月12日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月12日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、155円付近にも、厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
その一方、154円台半ばから164円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
直近の値動き全体で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、160円台半ばの売り注文が特に厚いです。
やや弱いレジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月12日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
豪ドル米ドルとも相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月12日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はプラス圏で大きく上下動し、最終的にややプラスで取引を終えました。
ユーロはゼロ付近で安定的に推移し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年9月12日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)8月生産者物価指数(PPI)
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁、定例会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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