先週金曜日(2024年7月26日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は前日終値からほぼ変わらず。
朝から夕刻まで横ばいで推移し、その後は円安に転じました。
この動きは長続きせず、夜に円高方向に戻しています。
最終的に、前日終値とほぼ同じ水準で1日の取引を終えました。
なお、日本で東京都区部消費者物価指数が発表され、市場予想と一致しています。
この時間帯の豪ドル円に、特段の動きは見られません。
また、豪州で主要な経済指標は発表されませんでした。
本日(2024年7月29日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月29日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、97円付近から102円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、100円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、102円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
また、103円台半ばにも、特に厚い売り注文を確認できます。
やや弱いレジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月29日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月29日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は夜にマイナス幅を広げた後、深夜付近でプラスに転じました。
豪ドルは夜にかけてプラス幅を広げた後、未明にかけてゼロ方向に緩やかに進みました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
30日(火)-(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
30日(火)8:30(日本)6月失業率
30日(火)8:30(日本)6月有効求人倍率
30日(火)10:30(豪州)6月住宅建設許可件数 (前月比)
30日(火)17:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
30日(火)17:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(火)17:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(火)18:00(ユーロ)4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(火)18:00(ユーロ)4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
31日(水)-(日本)日銀展望レポート
31日(水)-(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
31日(水)8:50(日本)6月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
31日(水)8:50(日本)6月鉱工業生産・速報値(前月比)
31日(水)10:30(豪州)4-6月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比)
31日(水)10:30(豪州)4-6月期四半期消費者物価(CPI)(前期比)
31日(水)10:30(豪州)6月小売売上高(前月比)
31日(水)10:30(豪州)6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
31日(水)15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
31日(水)18:00(ユーロ)7月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
31日(水)18:00(ユーロ)7月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
31日(水)21:15(米国)7月ADP雇用統計(前月比)
31日(水)21:30(カナダ)5月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
31日(水)21:30(カナダ)5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
31日(水)21:30(米国)4-6月期四半期雇用コスト指数(前期比)
31日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
31日(水)27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
31日(水)30:30(ブラジル)ブラジル中央銀行政策金利
1日(木)20:00(英国)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
1日(木)20:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
1日(木)23:00(米国)7月ISM製造業景況指数
2日(金)10:30(豪州)4-6月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比)
2日(金)10:30(豪州)4-6月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比)
2日(金)21:30(米国)7月失業率
2日(金)21:30(米国)7月平均時給(前年同月比)
2日(金)21:30(米国)7月平均時給(前月比)
2日(金)21:30(米国)7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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