ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はわずかに円安で153円台後半|米経済指標が強い(2024年7月26日)

FXレポート

昨日(2024年7月25日)のドル円動向振り返り

ドル円は前日終値比でわずかに円安。

午前中のドル円は一昨日までの流れを受け継ぎ、円高が優勢でした。
午後は上下に大きく振れる展開です。

夜に米国で四半期国内総生産(GDP)等が発表され、市場予想より強い結果が示されました。
発表後のドル円は円安方向に戻し、この動きは深夜まで継続しています。
日足始値を超える場面があったものの、明確に抜けることはなく、未明にかけて次第に値動きが緩やかになって1日の取引を終えました。

本日(2024年7月26日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年7月26日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月26日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、152円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、154円台半ばにも、特に厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、150円台半ばから160円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、153円台後半の売り注文が特に厚いです。
現在値付近に位置しており、今後の円高を想定した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月26日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのは豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月26日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス幅を広げた後、ゼロ付近に戻って取引されました。
ドルはゼロ付近で上下動し、夜以降はおおむねプラス圏で推移しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年7月26日)の主な経済指標

21:30(米国)PCEデフレーター(前年比)
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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